With"F"第８回CBR1000Ｆツーリングin日光

　Date　　：1998.11.01(Sun)
　Courese ：東北道蓮田ＳＡ〜宇都宮ＩＣ〜いろは坂〜華厳の滝〜光岡牧場〜金精峠〜関越道沼田ＩＣ（約520Km（大船発・着））

　写真はもうちょっと待って下さいね。

【なんだ、朝から渋滞か?!】

　心配された天気も良く、約100km先の集合場（東北道蓮田SA）を目指して、６時過ぎに出発します。大船の我が家から100kmあるとは言え、そのほとんどが高速道路ですから、よほどのことがない限り十分な余裕があるはずでした。

　ところが、首都高速に入るやいなや渋滞が始まり、いきなりのペースダウンを強いられます。そう言えば昨日のテレビで「日光をはじめ各地で紅葉のピークを迎えています」なんて無責任なことを言っていたっけなぁ、と思い出しても後の祭り。もう少し早く家を出れば良かったなんてちょっと後悔をしながらトラックの横をすり抜けていきます。

　東北道浦和インターに着いたときは集合時間のわずか15分前。チケットを受け取って端に寄ってみると、クラブの幹事の伊藤さんやゲスト参加のマンボウの母さん（彼女は（そう1000F乗りの女性です）いつも私や恋二郎さんがお世話になっているオアシスさんの常連さんの１人です。）など数台の1000F。みなさん今日の参加者です。参加台数は24台と聞いていたのでこれは先が楽しみ、とわくわくしてきます。

　クラブ幹事の伊藤さんは「集合場所の蓮田ＳＡまでは自由走行ですから。」と一言残して吹っ飛んでいきます。あわてて追っかけたのですが、最近アップハンにしてさらに走りの切れが出てきたようで、あっと言う間に姿が見えなくなってしまいました。う〜ん、この先が何となく想像できるなぁ．．．f（^^；

【げげっ!! 1000Fがうじゃうじゃいる．．．】

　蓮田SAについてみると．．．いるはいるは、1000Fがうじゃうじゃいます。ＨＰを見て直接いらっしゃったＹ村さんたちを加えてなんと20台!! これだけで前回のツーリングの２倍の1000Fが集まったことになります。普段絶対に見ることないのに、いったいどこに隠れているんだろう？

　しかも、前日にクラブに入会された北友さんや、掲示板で存在だけが確認されていたうわさの「CBR1100F」MS２さんなど初めてお会いする方もいらっしゃれば、あれだけ掲示板にカキコしておいたくせに、マフラー変えたなんて一言も書かなかったＤ・Ｍ純一さんなど、前回のツーリングでもお会いしたメンバーも沢山いらっしゃって、「やぁやぁどうも、はじめまして」「お久しぶり〜!!」「いつも掲示板でお世話になっています」とご挨拶タイム。でも人の名前を覚えるのが超苦手な私は、「バリエーション」のページや「いい物おすすめ品」のページに投稿いただいていた方以外、この時点ですでに訳わかんなくなっていました（だから、これをお読みになったメンバーの方は、私がツーリングのときにパニックにないよう、ふるって投稿して下さいね（は〜と））。

　ここで第１回目の自己紹介＆班分けをし（この先の有料道路などのために４班に分かれました。）、第２集合場所の宇都宮ICに向かいます。すでに、首都高で渋滞が始まっていたので、予測はしていたのですが、案の定、鹿沼IC〜宇都宮のあたりで渋滞が始まっています。　とはいえ、鬼走り伊藤さんをはじめとして、我がクラブはガンガン行く方が多いですから、あっと言う間に宇都宮ICに到着。CHISATOさん、えびさん、エイジさん、モモくんの４名と合流できました。

　ところが、ここで緊急事態が発生!! なんとばなさんのお財布がない!! 高速チケットとともにどこかにお財布を落としてしまったようで、急用のできてしまったコダックさんとともにここでリタイヤとなってしまいます。そう言えば、前回のツーリングでもお金をばらまいた方がいらっしゃいましたけど、With"Ｆ"ツーリングって、誰かしらお金をばらまくことになっているんでしょうかねぇ？（ね？I 藤さん!!）　

【なんでお前はこっちの車線走ってんだよ!!】

　日光宇都宮道路はなぜかほとんどガラガラで、かなり良いペースで走り抜けることができました。しかし、相変わらずＡ班の方々はとんでもない人たちです。私たち（Ｃ班）だって結構それなりのペースで走っていたんですが、バックミラーに彼らの影が映ったと思った次の瞬間には、遙か彼方に消えていきました。(@o@；　いったい何キロ出ていたんだろう？Ａ班全員が日光ＩＣのところで停まっていて、「ここで降りろ」と指示を出してくれていたときには、本当にビックリしました。

　下道は当然メチャクチャ混んでいます。しかし、いろは坂に入りさえすれば、一般自動車とバス・タクシー・バイクは車線が分けられていますから、当然ガンガン登っていけるはずでした。ところが、やっぱりいるんですよ、おバカさん達は!!　こちらの車線が空いているからといってこっち側を走っているのに、後ろから来たバイクに絶対に道を譲らないヤツ!!　凸(-_-#)　どんなにパッシングしても、どんなにホーンならしても譲らないんだから大した神経です!!　頂上の展望台付近のどうしようもないところならいざ知らず、下の方から、こんな走り方するのだけは止めて欲しいし、走るのなら後ろからバイクが来たらさっさと道を譲って欲しいと思います。前はお巡りさんが捕まえていたんだぞ!!　（だっからＲＶは大嫌いだーっ!!）。

【これってある種の暴力だよなぁ．．．】　

　さて、第３集合場所は、華厳の滝駐車場付近です。「付近」というのは、実は華厳の滝駐車場はちょっと前まで無料だったのですが、いきなり有料駐車場になっていたため、「付近」ということにしたのです。そこで「交通の邪魔にならないよう」歩道に止めていたところ、巡回してきたパトカーのお巡りさんに注意されてしまいまいた。きっと1000Fでなければ、そしてその1000Fがこんなにいなければ注意もされなかったでしょうけど、絵的にはものすごい物があります。　

　そこで、駐車場のおじさんと交渉して、一般の車が止めるのではない、奥の方に止めさせていただくことにしました。並べてみるとビックリ、ここで合流を果たしたRarnさん、リーさん、いねむりねさんのと併せて25台がずらっとならぶのですから、それはそれはものすごい光景です。誰かが「関東中の1000Fが集まっているんじゃないか？」なんて言っていましたが、まさにそんな感じです（でも今回参加できなかったメンバーを考えるとあと何台かは確実にいるんですよね．．．）。

　今回女神湖でエンデューロに出ているWith"Ｆ"メンバーの昴加藤さんの応援に行っていたいねむりねこさんとも無事合流し、本日３回目の自己紹介をしたあと、いくつかのグループに分かれてお食事＆華厳の滝見物です。華厳の滝は何年か前には水不足でほとんどほとんど枯れていた年もありましたが（あれはマヌケだった）、今回は水量も多く紅葉にも映えてとってもすばらしかったですが、おまけにその写真を撮るのが一苦労なほどに人も多いのにはちょっと閉口ものでした。

【トマト．．．だよねぇ．．．】

　みんなで記念撮影をした後、いろは坂を下っていく火魔神さん、エイジさん、やーちょさん、ＭＳ２さん、Ｙ村さんとお別れし、残りのメンバーは光徳牧場へと向かいます。ここでは、予想される帰り道の渋滞に向けて、アイス＆牛乳を食べて充電することにします。ここのアイスは、ちゃんと牛乳の味がしてとってもおいしいので、私のお気に入りでもあるのです（甘い物に目がないのさっ!!　v(＾o＾)）。

　しばらく休憩した後、ここから会津の方へツーリングを続けていくいねむりねこさんとお別れし（女神湖〜日光〜会津。う〜ん元気だ．．．）、金精峠越えで関越道沼田ICに向けて走り出します。

　金精峠は、秋の夕日に映える紅葉と、眼下に見える中禅寺湖とのコントラストで、本当にきれいなのですが、走れば走るほど、車の量が増えていきます。特に、鎌田温泉を越えてからは、沼田ＩＣまで数10kmにわたって、延々と車がつながっています。

　この車の間をすり抜けすり抜けして行くのですが、ここでも前の３人は速い速い。ちょっとの隙間を見つけてガンガンつっこんでいきます。それに遅れないように何とか後ろの連中が行くもんだから、車の立場からすると、10数台の1000Fが廻りをわさわさとすり抜けていくことになり、いやな思いをしているだろうなぁと、ちょっとばかり同情してしまいました。

　途中、コンビニと併設しているガソリンスタンドで、最後の給油をしたのですが、ここで、不思議な物を発見しました。駐車場の車止めの所に、なにやら朱色の丸い物が２つ並んで置いてあります。近寄ってよく見ると、なんとその物体はトマトなのです。誰が、何のためにこんな所にトマトを置いたのか、しかも、そのコンビニではトマトは売っていないことを考えると、本当に謎でした（すみません。写真撮り忘れました。どうしてもごらんになりたい方は、ゲスト参加された、TAMAさんのページ（Team　High-Side）で見ることができます）。

【最後の最後で．．．】

　さて、ここで、更にもう１泊してから帰られるえびさん、そして家が近いRarnさんとお別れし、再び渋滞の中を沼田IC目指して、さらなるすり抜けをしていきます。途中、Rarnさんともお別れし、関越道に乗った頃にはとっぷりと日も暮れていました。

　それでも関越道に乗ってすぐの頃は、車の流れもかなり順調だったのですが、高崎IC、そして藤岡JCTを越えた辺りからとんでもない渋滞が待っていました。延々と車が止まって全く動かないのです。仕方がないのでスリスリしていきます。このステージではマンボウの母さんといっしょに走っていたのですが、彼女もいつの間にか腕を上げていて、というか１日With"Ｆ"のメンバーと走って感化されたのか、某氏達のガンガンイケイケ病が彼女にまで伝染しており、着いていくのも結構しんどかったりします。

　その某氏達を含め、今残っているメンバーが高坂SAに集合し、最後の締めを行った後は、三々五々家路につきます。私は、渋滞を避ける意味もあって、マンボウの母さんと一緒に圏央道からＲ16経由で大船の自宅まで帰ることにしたのですが、最後の事件はその圏央道でおきました。

　私たち２台は、だいたい1○0km/hでペースよく流していたのですが、野生の勘が働いたのか、どうもやばい気がして、法定速度＋αくらいまで落としたのですが、ちょうどその時覆面パトがスピードオーバーで車を捕まえていました。青梅の出口で「よかったね〜」なんて言うと、マンボウの母さんが不思議な表情して聞きいてきます。「今、どれくらいで走ってました？」

「だいたい1○0km/hくらいだよ。」

「ですよね。風の感じからするとそれ位だと思ってたんですけど・・・メーターが90km/h以上上がんなくなっちゃった。へへっ．．．」

「良かったじゃん。もし捕まっても、『90km/h以上は出してませんでした。メーター見てましたから絶対です。』って言えて!!（爆）」

その後、メーター様は20km/h以上に上がらなくなってしまったそうです。