第24回With"F"東北ツーリング ｉｎ 吾妻・磐梯山 「９時間にわたる異次元世界紀行」 '02.08.24.・25
'02年８月24日（土）・25日（日）に、東北ツーリングが開催されました。今回のレポートは、ヒロさん・はんちゃきさん、構成・編集はリーさんでお届けします（Phot：ＭＶＸ，リー，ヒロ，はんちゃき）。
Data １．日 程： 2002年８月24日（土）・25日（日） ２．場 所： 吾妻・磐梯山 ３．宿 泊： 米沢スキー場ペンション村キラキラ王国
「味自慢の洋風民宿おしょうしな」
tell&fax 0238-28-0447
http://www4.dewa.or.jp/oshosina/sintyaku.html４．参 加 者： ＭＶＸさん、秋田美人のお二方（烈ちゃん，詩ちゃん）、リーさん、はんちゃきさん、まがんだＰさん、Ｑ路さん、ＣＢ男さん、南印カメさん、トラさん、みーやさん、ヒロの12人です。 【８／２４（土）ツーリング初日】
関東・関西・新潟方面組の集合場所である東北道・安達太良ＳＡに９：５０分到着。はんちゃきさんとＣＢ男さんが既に待っておりました。
程なくして関東組の南印カメさん，関西・新潟方面組のリーさん，トラさん，リーさんちに前泊のまがんだＰさん，大阪より夜通し走ってこられたみーやさんの５人が予定通り集合されました。（これで８人全員が揃いました。）
その中でひときわ注目を集めたのがやっぱりまがんだＰさんでした。バージョンアップしたそれは清楚で純白のベールをまとい，こう言っているようでした。
『見て！見て！見なさ～い！更に美しくなったこの私を。そしてビビルのよ！』・・・と
一段落して，早速記念撮影です。リーさん，南印カメさんの２台のデジカメでタイマー撮影しようとしました。
しかし！まさにその時です。ささやかな事件が起こりました。
サービスエリアなので人通りが多く，みなさん避けていただいてる中でただ一人，そのカメラの前にスローモーションで立ちはだかったのです。
リーさんのデジカメは，はんちゃきさんの三脚に取り付け目立っていた為その男はそちらに気をとられ，カメさんの階段に置いたデジカメはその男の視界に入らなかったのです。
シャッターが切れる瞬間なので私たちは動くわけにいかず，ただじっとしているしかありませんでした。
そして事は一瞬にして終わりました。『びみょーだ・・・』と，誰かがつぶやきました。教訓 ① タイマー撮影する時は三脚を使おうね。
妙な撮影会も終わり，ＭＶＸさんの待つ二本松ＩＣへと向かいます。
短い距離でしたが，またしても事件が起きました。
まがんだポリスさんの後ろを走っていたＣＢ男さん談，
『そうなんです。あの時、私はこう叫びたかったのです。。。落ちるよー！まがんださ～～ん！』
まがんだポリスさんのバニアケースが半開きになっていて，そこからヒラヒラと青いウエアがはためいていました。そして，はかなくもバニアケースからバックファイアーしてしまったのです。無線を持たないＣＢ男さんは歯痒い思いでいっぱいでした。
私（ヒロ）も見ました。高速道路の左端をコバルトブルーのウエアが寂しく彷徨っている姿を。
まがんださん曰く，『あれはン百円で買った安いやつだから。。。』悔いは無いようでした。（笑）教訓 ② バニアケースのカギは２度確認しようね。
無線は無いよりあった方がいいよね。
あれやこれやで二本松ＩＣに到着。
ＭＶＸさんが既に待っておりました。我々の姿を見つけると持参のカメラでパチリ！簡単な自己紹介の後，今後のルートと予定，昼食場所の確認をしていよいよ出発です。ＰＭ２：００までに宿に着けば良いので時間的には楽勝です。
二本松ＩＣからＲ１５９を北上し，Ｒ１１５を右へ行きます。
生憎の曇り空で少々雨がパラついている怪しい天気です。（カッパを着るか迷うような天気でした。） ただ，午後から晴れるとの予報を信じてそのままバイクを走らせることに。
途中のＧＳに給油に立ち寄った際，ＭＶＸさんがこの近辺で食事出来るところを店員さんに聞いてくれて一軒の蕎麦屋が見つかり，そこでまずは腹ごしらえです。温泉街にある，まあ普通の蕎麦屋さんです。バイクを降りてからそばが来るまでの間，ＭＶＸさんは一刻も早くアルコールを飲みたいのを我慢しきれず，やむなく大量の水を飲んで気を紛らわせていました。
※実はこの時のＭＶＸさんは前日深酒をしてしまい体調は完全に二日○い状態だったとか。。。（少しはお歳を考えましょうね！・・・by リー談）
食事を終え微妙な天気を気にしつつフルーツラインを北上します。
《姉さん，事件です！？その１》－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
順調に走行している我々集団の前を一台の乗用車がノロノロと走っています。道路の両脇はその名の通り果物屋さんが軒を連ねている状態です。多分その車，何処で買おうかな？って考えているんでしょう。
と，思った瞬間！事も有ろうかその車，ウインカーも付けずいきなりブレーキ＆停車です！！
先頭はＭ○Ｘさんとか○さん，その後ろは私・リーです。（全然伏せ字になってないちゅーに^^;）
賢い皆さんは大体想像付きますね。くどいようですが先頭はあの二人です。私の前方で手足が怪しく蠢く二つの物体。『あーあ，前の車可哀相に・・・合掌。チ～ン！』
その後，二人の無線機からはお釈迦様の声が聞こえたとさ！（おわり）－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
で，その後何事もなかったように一団は走り，Ｒ１３を米沢方面へ左へ曲がります。
偶然にもその交差点角のコンビニで秋田の烈ちゃん・詩ちゃんと驚きの再会です。
しばし打ち合わせの後，宿泊地・ペンション村キラキラ王国へと向かい，民宿おしょうしなさんへの急坂＆ジャリ道を慎重に上がり(道を間違えた！)１４時前に無事到着しました。
《メンバー紹介》
民宿おしょうしなさんのご厚意により，我々の到着時間に合わせコーヒーを用意して頂きました。コーヒーをすすりつつ，一同落ち着いてメンバー紹介をする事に。
秋田のお嬢様（烈ちゃん，詩ちゃん）に早速みなさん注目しつつ，With"Ｆ"ツーリングで女性が参加するのも珍しく,来てよかったなあと皆，感激を胸に刻みこんでいました。
参加者は幹事のＭＶＸさんとリーさん，栃木より初参加のＱ路さん（キュージさんではなく〝クロ〟さんと読むのだそうです。),はんちゃきさん，ＶＦＲでお越しのＣＢ男さん，南印カメさん，ＣＢＲより更にでかいバラデロでお越しのトラさん，まがんだＰさん，大阪からお越しのみーやさん，私（ヒロ）の以上１２名です。ＭＶＸさんと秋田のお嬢さんは秋田酒豪の会？つながりだそうです。自己紹介をしている内に天気が完全に晴れてきました。
一休みして今回のツーリングのメインである峠へＧＯ！です。
ツーリング風景１（詩ちゃん撮影）
ツーリング風景２（詩ちゃん撮影）
お嬢様二人はタンデム名人のＭＶＸさんとリーさんに分乗してＲ１３から米沢市内を通り，県道２号米沢猪苗代線を南下，天元台，西吾妻スカイバレー（有料）を南下していきます。
スカイバレーの途中で記念撮影。しかし，逆光というアクシデントに見舞われ 場所を替えて撮影することに・・・
《姉さん，事件です！？その２》－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
それは，西吾妻スカイバレー料金所出口で起きたのである。
我々の集団を追う一台のバイク。。。『なんか白バ○に似ているよなあ～』
路肩に寄せている我々の後ろにその人物はバイクを停めて降りてきました。明らかに誰かを捜しています。皆は視線を合わせようとしません。
その時です！一人の男と目が合いました。。。それは，Ｊ・ヒロさんです。
そのほかのメンバーは遠巻きにしてその様子を見ていましたが，勇敢にもその瞬間をカメラに記録した凄い奴がいました。
これはその時の証拠写真です。これを見てあなたはどう感じますか？（おわり）－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
ここでリーさんからかめさんへ，詩ちゃんのタンデム交代です。かめさんは，はしゃいでいます。多分これが原因でこの夜あんなことになろうとは。。。この時は誰も想像出来ませんでした。
桧原湖からレークライン（有料）を東へ。途中，道の駅？で小休憩。
殆どの人はソフトクリームを頼んだのですが，これがまた出てくるのが異常に遅すぎるんです。一個出来上がるのに３分程掛かりました。
しびれを切らしたメンバーの一人がおばちゃんに『まだですか～？』と声を掛けたところ，おばちゃんは平然と『これ，ソフトじゃなくて特製アイスクリームをソフトにしてるんよ。だから固くて時間掛かるんですヨ。』周りにいたメンバーは目が点です。『だったら表の看板に"ソフトクリームあります"なんて書いて置くなよー，全くぅ～！
ソフトクリームのオブジェに騙されちゃったよ。プンプン！』って言ったかどうかは定かではない。
かめさんのお楽しみタイ～ム！はココで終了。今度はバラデロのトラさんです。
かめさんと詩ちゃんのタンデムでは気付きませんでしたがトラさんとの場合，その姿はお父さんが娘を乗っけているみたいで，とても微笑ましい感じで良かったです。
磐梯吾妻スカイライン入り口（有料）の土湯峠で，最後の一服タイム！
風景やツーショット（詩ちゃん大モテ！）など楽しんだ後は一路，宿に直行です。
ＭＶＸさん＆詩ちゃん
みーやさん＆詩ちゃん
そして詩ちゃんのタンデムはトラさんから再度，リーさんへと交代です。それにしても，ＭＶＸさんとリーさんはタンデムなのにこの速さは異常です。ぜんぜん追いつけません。
磐梯吾妻スカイラインを北上し有料道路はここで終わり。しかし，先を走っていた皆さんの姿がありません。
地図は宿に置いてきたので宿へのルートが判らず焦りました。でも，トラさんのナビ付きバラデロがありました。私は思いました。『ナビほしい！』
無事フルーツラインを通ってＲ１３を左へ，宿へ夕方６：１０分頃に無事に帰着です。（天気もよく晴れて，最高でした！）夕食の時間は６：３０分です。時間があと２０分しかありません。
早速，みな急いでお風呂に入ったのですがここでまた事件です。
岩風呂に備え付けてあったプラスチック製の腰掛けるイスが，割れていたのです。
見た目にはまったく損傷が無かったのですが，座ると体重の重みでイスが裂けて○○の肉をはさんでしまうのです。これに気づこうはずも無いリーさんはどっかと座ってしまい，なんと○○をはさんでしまったのです。そのためにリーさんの○○は真っ二つに割れてしまったのです。
なんとも恐ろしい事件でした。教訓 ③ お風呂のイスは座る前に割れているか確認しようね。
《楽しい夕食》
皆さんお待ちかねの夕食の時間です。
このツーレポのサブタイトルにもあるように，皆気づかない間にしかし，確信犯的に異次元世界へ突入していきます。
テーブルには洋風民宿というだけあって，きれいにオードブルが盛り付けられています。
ＣＢ男さんがいませんでしたが待ちきれず，まずはビールで一回目の乾杯です。次にＣＢ男さんがそろった所で，おしょうしなさんの自家製ワインで２回目の乾杯です。 （ＣＢ男さんには詩ちゃんから○○○のプレゼントです。皆，内心羨ましがっておりました。）
ワインはジュースのように甘くどんどん飲めそうでしたが，宿のご主人曰く『アルコール度数は高いよ！』という忠告も完全に聞き流し，ぐいぐい空けていきました。
ここで詩ちゃんからみんなに有名な〝秋田の竿燈祭り〟をモチーフした〝キティちゃんキーホルダー〟のプレゼントです。 （みんな大事にしましょうね！と，思っていると既に全壊間近のかめさんのキーホルダーはバラバラです。）料理も次々と運ばれてきます。それにしても凄いです。
アルコールも食事もこんなに出して赤字にならないのか心配してしまいます。
そして，リーさんが予約してくれた米沢牛の登場です。宿のご主人から焼く前に見せて頂きました。
なんとご主人の太っ腹なサービスにより，皆んなの予約グラム数に”＋６０グラム”も上乗せして頂き，感謝・感激です。～ありがとうございます～
米沢牛・料理前
米沢牛・料理後
ちなみに一番大きい量を頼んだのは私（ヒロ）です。〝３００＋６０で３６０グラム！〟です。
焼けた姿も綺麗で味もみな、美味い美味いと口を揃えていました（是非また来たいです）。
私（ヒロ）のは食べ続けてもなかなか減りません。黙々と食べ続け，完食した時，ほどなく２次会への突入時間でした。
［異次元世界紀行その１：はんちゃきさんレポート］－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－豪華な夕食を堪能した後に会場は二階の〝通称ヤニ部屋〟に移された。
メインである酒はアフロさんからの貢物を含め８Ｌ以上はあるだろうか･･･。
前回の東北ツーよりは少ないものの，ビール比率が少ない為，新たなる伝説が生まれるには十分（過ぎる？）な量であろう。そう我々は既に，米沢牛ステーキ＆自家製無添加ワインというこれまでに無いゴージャスな夕食の雰囲気にも酔っているのだから･･･。
ヒロさんは折角作ってきた名刺を渡したのに詩ちゃんに《ジェントル》という冠詞を剥奪され撃沈したが。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
《宴は開かれた》
今回初参加のＱ路さんには、With "F" 恒例の洗礼を受けてもらわねばなるまい。
そう，あの殺○煎餅です。これが無くては東北の夜は始まらない。
我々は心の中でサタンの笑みを浮かべながら，その動向を見つめていたが･･･
『おいしいですね！』の一言で落胆させられてしまった。
そんなはずは無い！今年の煎餅はマイルドになっているのではないか？そう思い私は，煎餅をほうばった。。。『何じゃコリャー！』マイルドどころか前回よりパワーアップしているではないか？
※その瞬間，苦悶の表情を浮かべながらはんちゃきさんが言った言葉が忘れられません。
『う"～～これは...。食物テロだあーー！』・・・（殺○煎餅に代わる，新たなる名前が生まれた瞬間です）リーさんからビール口内洗浄禁止令が突きつけられた為，洗面所で舌洗浄してました。
聞けばＱ路さん一族は，唐辛子が毎日副食で出る様子･･･（脚色あり）これくらいじゃ何とも無いはず。
しかも，初参加とは思えないくらい馴染んでいるし，ウブな僕チンとは違うのね。《君達ＳＭ派？》
飲みが進む中、ＭＶＸさんの携帯にDevilボスからの「う～ん，ラブラブゥ～～ビィ～～～ム！」
その後Taku.Minさん，慎太郎さん，火魔神さんから連チャンで戴きました。さすがに皆さん，盛り上がっている時間を読んでますね。
その後，リーさんがひもを持ち出し皆のデジカメの中身をＴＶで見ながら，あーだこーだーと盛り上がりました。でも皆さんスマメなのね(T△T)ＣＦ派の僕は仲間外れでした。（泣）見ものは，リーさんのビューエルもすごかったけどまんがんさんいや，まがんださんのＺとおねいちゃんの写真･･･。あれは公開しても良かったんですかねえ～。
でもトラさん，今回はすごくおとなしかったけど誰かさんの毒気にあてられたのかなあ。
詩ちゃんはしっかりと両脇にみーやさんとＣＢ男さんを従えてお話ししてたし。（ＣＢ男さんは，詩ちゃんに果実酒を勧められて困っていたけど。）《フィナーレ》
途中降って来た雨も上がり，カメさん購入の花火を宿裏手でやりました。（夏はこれが無いとネ！）
しかし，あんな時間にやって良かったんだろうか？まあ怒られなかったし良しとしよう。その後は一旦お開きとし，体力の残っている人達で（後の事を考えない人？）最後の１升を封切られてしまった･･･しかし，これがあのおぞましい事件の始まりでした。
いい具合に壊れ始めるカメさんと，それに付き合う烈ちゃん，詩ちゃん，ＭＶＸさん，リーさん。
だんだんとボルテージがあがります。男性の着衣も乱れてきてます。（二人ほど^^;）
ある者は『オヤジィ～～！オヤジィ～～！○○ちゃんを嫁にぐでぇーー！！！オエップッ・・・』
そしてとうとうやっちゃいました。他の者達からは『やめてーー！そんな物(笑)見たく無いちゅうーに！！』
ア"～～今思い出してもゾッとします。・・・（爆笑）※詩ちゃんは途中で切り上げて正解でした。
帰宅を考え，隣で早めに就寝しているまがんださんはたまったものではありません。
壊れかけの２人
お茶目な３人午前３時頃になり，酒が底をつきホントのお開きです。
ヤニ部屋の住人も寝付こうとした時です！ドアの外からカメさんと烈ちゃんの声が・・・
カメさん，口説きモード突入です。最初は面白がって聞いていたが・・・何かヤバイ！
飛び起きて，リーさんと引き剥がしに出撃！カメさんの両脇を抱え廊下から連行，愚図るカメさんを布団に押し込む。（この間，僅か２０秒ほどの出来事であった^^)
『これで安眠出来るね。明日も早いから寝ますか？』と，リーさんと話しをしてる最中に今度は，ガチャガチャ，ガチャーーン！ドッスーーン！という轟音が炸裂です。
二人で『な・なんだあ"ーー！？』と，飛び起きて蛍光灯を付けるとそこには信じられない光景が！
今度はスチール製のハンガー（結構大きい）の下敷きになっているカメさんを発見しました。
リーさんマジギレっす。『エエ加減にせいっちゅーに！(-_-)凸』あ～あ，明日はどうなるのだろうか？［異次元世界紀行その２：ヒロさんレポート］－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
３：３０までの２次会の地獄部屋から聞こえてきたのは
『エロエロび～～～～む』と『おやぢ～～！おやぢ～～！』でした。あと当事者の名前はもちろん言えませんが・・・以下，Ｑ路さん談。
その時、寝ている私の耳に聞いてはいけない会話が聞こえてきてしまいました。
『だめよ！だめだめ！』
この会話を聞いてはいけない！しかし，彼の心奥底に眠る好奇心という悪魔が囁きました。『この会話の結末を・・・・一部始終を聞きたい・・・』と。
ほどなくして結末は何かと何かがぶつかる激しい物音であっけなく収拾がつきました。
それらのすべてが終わった後，リーさんはこう思ったそうです。『早く寝ろー！』
この事件に関しては多分全員が聞こえてしまっていたに違いありません。いや私たちだけでなく宿のご主人，奥さん，お子さんにも聞こえてしまっていたに違いありません。ご主人はさぞ気を揉んだことでしょう。そして奥さんも子供に向け叫んでいたに違いありません。
『聞いちゃだめ！だめよ！早く寝なさい！寝るのよ！』・・・・ と。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
【８／２５（日）ツーリング二日目（最終日）】
昨日夜の土砂降りがウソのように天気は快晴そのもの！（ ＼^o^／ ワーーイッ！）
案の定しこたま飲んだＭＶＸさん，リーさん，南印カメさん，の３人以外が先に朝食の席に着き，待っておりました。
ＭＶＸさんとリーさんが疲れた顔で降りてきたので，とりあえずカメさん抜きで朝食です。みなさんお疲れのようですが食は進んでいるようです。
『みーやさんは大阪人なのに納豆が食べれるんですね。』などと皆で静かで穏やかな朝食をとっているその時です！安寧の時を破り，壊れたカメさんが異次元から突如として降臨してきました。
一番遅くまで飲まれていたからなのでしょう。完全に壊れています。
いえ，３：３０までの異次元世界ならそれが通常なのかもしれません。
しか～し，今ここはリアルワールドなのです。それがこの突然の出現によって，一瞬のうちに異次元へ戻ってしまったのです。その影響により皆，笑いが止まりません。
するとカメさんは朝風呂に入っていかれました。
その風呂は食事している所から少し離れているのですが，何やら大きな叫び声がここまで聞こえてきます。耳をそばだてて聞くとなんとそれは！・・・烈ちゃん詩ちゃんをお風呂に誘う呪文だったのです！
しかし，私たち他の男性陣が結界を張りそれを阻止するのに成功しました。
誘いに失敗したカメさんはそれでも諦めませんでした。今度は外に出て全力疾走で走り出します。
しかも，また大声で呪文を唱えています。今度は明確に聞こえます。
『そーれイチ！そーれニイ！そーれサン！』と叫びながら急坂を駆け上がって行きました。私は思いました。こんな朝から表に女性は居ないだろうに。しかし，それは大きな誤算でした。
一人の若い２０才位の女性がゴールデンリトリバーを連れてカメさんの後を散歩していくではありませんか。
カメさんはゴールデンリトリバーのラッキーくんを魔力で意のままに操り、その飼い主の女性にアタックしていたのです。そうです，呪文は効いたのです。少しして満足げにカメさんが戻ってきました。
しかーーし！天は彼を許しませんでした。
カメさんはその後直ぐ，洗面所で"モーニングバックファイヤー！"をしてしまったのです。
※烈ちゃんには一生頭，上がらないね！^^ゞ
教訓 ④ アルコールには気をつけようね。
《お別れ》
いよいよ出発の時間です。
３グループ（新潟方面組・関東方面組・秋田方面組）に分かれ，ルート確認・荷造りを済ませ，宿のご主人と奥さんに色々ご迷惑をお掛けした事を謝り，お礼を述べて皆で記念撮影です。（出入り禁止にはなりませんでした。天はカメさんを許してくれたようです）
次に乗車前の準備運動です。（カメさんはまだ謝り続けています）
そして，リーさんの『自宅に着くまでがツーリングです』という言葉に心身を引き締め，お別れです。
また会うことを約束し，それぞれの家路につきます。
幹事のＭＶＸさん・リーさん，大変お疲れ様でした。《関東方面組》（一般道で栃木茨木方面）
はんちゃきさん，カメさん，Ｑ路さん，私ヒロの４人で途中有名な〝ばんない食堂〟で
ラーメンを食べました。すごい行列でしたが待った甲斐あり，とってもおいしかったです。
帰りはパトカーに先導されながら一般道をひたすら南下し，途中Ｒ１１８ではんちゃきさんと別れ，Ｒ４００を南下。次にカメさんと道の駅湯の香しおばらで別れ，そして，Ｑ路さんに那須方面を道案内していただき，お別れしました。
みなさんと一緒にツーリングできて本当に楽しい２日間でした。ありがとうございました。（おわり）《新潟方面組：レポート，byリー》
ＣＢ男さん，トラさん，まがんだＰさん，みーやさん，リーの５人で猪苗代湖へ向かいました。ココで各自，お土産を仕入れ昼食を取ることに。
が，流石は有名どころの観光地！何処も一杯で入れません。
少し新潟方面へ走り,途中の蕎麦屋で少し遅い昼食を取りました。（※同じ頃，秋田方面組は久しぶりに三人水入らずでこれまた同じ蕎麦を食べていたとの事。^o^）
ココの蕎麦，なかなかいけてました。名前は・・・覚えてません（不覚）
その後，磐越道・磐梯河東ICで関東居残り組･ＣＢ男さんとお別れです。
ＣＢ男さんは郡山方向，残りの４人は新潟方向です。
高速利用は途中まで。その後トラさんとも別れ，一般道で三条までまがんださん，みーやさんを先導します。《帰路の一般道で遭遇したこと（事実）》
１．ヤンキーぽい原チャ二人組が，交差点でまがんださんの姿を見てバイクから降りた。
２．前方の車がそれまでは７０～８０㎞くらいで走っていたのに，追いついたみーやさんとリーの間にまがんださんの姿を確認すると５０㎞に速度を落とした。※やっぱりあの姿は効果絶大です！
端から見たら白○イに追いかけられている風にしか見えないんだろうなあ・・・（笑）
リーの地元・三条に着き，お二方は燃料補給です。
行きつけのＧＳで冷たい麦茶を飲みながら最後のルート確認をして，いよいよお別れとなりました。
交差点でホーンを鳴らしてまがんださん・みーやさんは高速IC方向に直進，リーは左折です。
ツーリングの余韻に浸りながら，自宅までの道をユックリと走って楽しい２日間は終わりました。☆あとがき☆
３年目を迎えた「With "F" 東北ツーリング」，今年も大盛況でその幕を閉じました。
参加するたびに新たな出会いや感動又，バイクに乗ることの楽しさをこのツーリングは与えてくれます。状況が許す限り，来年もまた企画・参加してみたいと思っています。
大袈裟かもしれませんが，〝ＣＢＲ１０００Ｆ〟と言うバイクに乗っていなかったら，こんなにも素晴らしい人達と出会うことは無かったでしょう。
最後に，我々１２名を快く受け入れて下さった〝おしょうしな〟ご夫妻を始め，野獣軍団を暖かく見守ってくれていた烈ちゃん・詩ちゃん，遠方の地での開催にも関わらず参加してくれたメンバーに感謝しております。有り難う御座いました。
２００２年「With "F" 東北ツーリング」ｉｎ 吾妻・磐梯山 【幹事：ＭＶＸ＆リー】
