Data	１．日 　 　程：	99年2月20日(土)〜21日(日)
	２．場 　 　所：	伊豆東半分
	３．宿泊場所：	ウェルネスの森
	４．参加台数：	20日15台、21日13台、のべ17台

　今回のツーリングを一言で言い表すならば、
　 「それは、はじまりにすぎなかった!!」by輪偶
といった感じでしょうか。

　まず、集合の西湘下りPAですが、前日の雪のせいか、寒さのせいか、アクシデントにみまわれ第二集合場所で集まる事になった方が数名いため、結局13人中11人の集合でした。
　続いて第二集合場所においても、第一集合場所でいた長太郎さんが行方不明に陥り、そこで落ち合うことになっていた、まがんださんも集合不可能な事態に！
結果として、長太郎さんは自力で帰還、まがんださんは、十国峠のドライブインで落ち合うことが出来ました。ここでは、当初15人中なぜか10人の集合の集合でした。
　でも、十国峠に向かう途中でも、数名行方不明者が3人ほど．．．。
　まさに、「それは、はじまりにすぎなかった！」

　十国峠のドライブインで全員集合したのは、お昼の12時過ぎであったため、そこで昼食をとり、腹ごしらえをしたところで、目指すは城ヶ崎!!
皆はひたすらバイクを熱海に向け走らせます。
良い良いよ、良い感じ．．．あれ！バス！
これがまたしても「はじまりにすぎなかった！」
今は梅の見頃を迎え、熱海の梅園付近は観光客で大渋滞。
結局そこを抜けるまで、観光バスの排気ガスを吸わされることに。
そのせいで子供の作れない体になったらどうすんの？俺の健全な精ピー(放送コードに引っかかってます！)が出なくなったら、どう賠償してくれるんだい！！

　そんな状況に陥りながらも目指すは城ヶ崎！
しかし、その後も断続的に渋滞は続き、城ヶ崎に向かうためにR135から離れるまで渋滞は続きました。
　そんな中、グループは大きく分かれたんですが、その理由の一つに、まがんださんから「ガソリン入れたいんですけど？」と十国峠で聞かれて、「良いっすよ！それじゃ熱海に下りて最初のスタンドに寄ります！」と声高らかに皆に伝えていたにも関わらず、その本人(私)はすっかりその事を忘れてR135を爆走していた事があげられます。
この時無線に助けられ、熱海から遥か離れた網代で給油した時、私の胸に去来する思いは、「あ〜〜、やっても〜〜た！初参加のJACKさんらに「なんちゅういい加減な代表だ！」と思われる〜〜！」でした。
でも、そんな思いは、走り出して100m後のトンネルに入った時のTAMA君のVANCEの空吹かしと共に、吹っ飛んでいた。おいおい、大丈夫かよ！

　それ以後は、目的地集合としたため、自然発生の複数のグループに分かれ城ヶ崎に向かいました。
　この寒い時期、こんな自殺したくなるような場所に誰も来てないだろうなとの予想に反し、無料駐車場は満車御礼。結局、道路脇の空き地に駐車しました。
でも、バイクって場所取らないから良いよね！
あれよあれよという間に15台のCBR1000Fは、空き地に飲み込まれて行きました。
ほっと一息ついたところにかかって来た一本の不幸の電話！もとい暖かい電話！
それは、Taku.Minさんからの暖かい心遣いの電話でした。
公私共に忙しいため、今回のツーリングには参加頂けませんでしたが、わざわざ電話まで頂けて、皆とても嬉しかったです。今後もHPの主宰頑張って下さいね！はあと！

　城ヶ崎で灯台の見学を済ませ一息入れ時間を見ると．．．何時か忘れましたが(自爆)とても伊豆スカを回れる時間が無さそうだったので、ルート変更の提案をし、伊豆スカの料金所手前で日帰り組みと別れる事になりました。
　また、関東代表をD･M純一さんに任命する旨を、一人でも多くに聞いてもらうために発表しました。ところが、この一言がD･M純一さんの生彩を欠いてしまうことになろうとは、その時は誰も知る由もなかったのです。
まさに、これまた「それは、はじまりにすぎなかった！」のです。はい。

　その後、お決まりの吊り橋を渡り、その先で記念撮影。
現像に出して、一人多く映ってないことを祈るばかりです。チ〜ン。ってシャレになってないって！

　さあ、今日のちょっとした憂さ晴らしの伊豆スカ入り口まで出発です。
本当にフルスロットルで行くと、あっという間に分岐点まで着たんで、そこでJACKさん、コダックさん、長太郎さん、CB男さんとお別れです。
　別れを惜しみながらも、去って行く後姿を見送ると、涙が止まりませんでした。ってな事はありませんでしたけど、一抹の寂しさはありました。よね？皆さん。

　残った泊まり組みの私達は、今日のお宿「ウェルネスの森」に向け出発です。
思いの他迷う事もなく、無事に到着出来ました。は、結果論であって、実際の胸の中は、「12号線ってここで良いんだっけ？ここは嘘でも、自信持って突き進んで、違ったら、明るい笑顔で許してもらおう！」と思っていた事を、誰も知る由も無かったでしょう!?
実は、いつも自分はこんな事思いながら先頭を走っているのでした。

　宿は、超素晴らし〜〜の一言です！
11人なのに、純一さんのお友達のご好意により二部屋取って頂いたんですが、一部屋が３LDKのマンション風になっていて、しかもLDKの部分だけで二十数畳分もありました。
こんな広い部屋が二つ分も取ってあるなんて、嬉ぴ〜〜〜！
皆感動しまくりでした。
温泉も露天付きで、綺麗で良かったし、何から何まで最高でした。
ご免ね参加出来なかった皆さん。
でも、これも良い方の「それは、はじまりにすぎなかった！」なのです。

　今回のお泊まりは、夕食無しで「男の肴大特集」なのです。
早速買出し部隊は、夕刻の南伊東に繰り出すのでした。
難無くスーパーを見付け、分量に戸惑いながらも、買う買う、誰がこんなに食べるの？と思う程買う買う！
　その後、待機組みの数名に材料の切り切りを依頼したんですが、なっなっ何と、もつ鍋に入れるにんにくの皮剥きが、三株とも剥かれてある！
残り二株は、仮性包ピーで良かったんですが．．．よっぽど精力付けたかったのねん！
実は月曜日、精力が付き過ぎたのか、私は就業中に鼻血を出してしまいやした。

　そんなこんなで、いろいろと楽しみながら完成した、きりたんぽ鍋、もつ鍋、プレアデスさん持参の煮物、和え物、まがんださん持参のうずらの卵が並びました。
　でも他の皆、もし鍋が無かったら主食をどうするつもりだったの？と考えると恐ろしい〜〜。準備、片付けに関しても、もう少し能動的に協力しようね！
っと、ちょっと口うるさい事も言って引き締めてっと。

午後20時、プレアデスさんの乾杯の音頭で、地獄絵巻、もとい、宴の幕は開かれたのでした。
　これぞ、一番嬉しくもあり、恐ろしくもある「それは、はじまりにすぎなかった！」なのです。
掲示板のカキコでも確認出来ますが、始まって一時間程の時間で、ビール6L、日本酒二升、ダイナマイトワイン3L程度が、まるでペットボトルの水のように無くなって行ったのです。
　その後も、飲むは、飲む！長太郎さん差し入れの、みかんワインフルボトル一本、ばなさんが仕入れてきた缶酒一升、TAMA君のウィスキー二本etc！
　ここで、ばなさんの「ざる」、いねむりねこ君の「いねむり」、北友さんの「和の鉄人」等のサブネームが命名された訳です。
その、酒乱のパラダイスは、日付変更線を越えた夜中の１時過ぎまで繰り広げられたのでありました。恐ろしや、恐ろしや、くわばら、くわばら！

　翌日は、朝から大爆笑のはじまりでした。
朝食を食べに行こうとしたところ、スリッパが二人分足りません。
昨日、あまりの酔いのせいで、裸足のまま隣の部屋まで戻った人が二人程いたのです。
まったく、私を始めみんな、酔うと何をするか分かりません。

　出発前に、二日目参加の昴加藤さんが到着。それから、やっぱWith"F"の魔力には勝てなかったようで、Kogomiさんが駆け付けてくれました。

　そして出発したのは、二日酔いのせいか分かりませんが、11時近くでした。
この日の第一目的地は爪木崎ですが、昨日の呪縛は解けていなかったようで、これまた凄い渋滞！またしてもバス、バス、バス！抜いてもバス、よけないバス、あ〜〜バスなんか嫌いだ！これで、完全に健全な精ピーが出なくなったね、絶対。
　この渋滞は、河津の桜を見る観光客によって引き起こされていたのでした。
　渋滞を越えた所で、変態、もとい編隊を整えようと待つも、来ない一台のバイク。
誰かと思いきや火魔神さんです。
心配になって電話するも留守電。
心配は頂点に達しそうでしたが、便りの無いのは無事な証拠と思い直し、待つこと数十分、そこに元気な火魔神さんの姿が！！
それは感動的でしたね。
聞けば、あまりの渋滞の激しさに、ひたすら忍耐で走って来られたとの事、ご愁傷様です。
でも実はこの渋滞も、「それは、はじまりにすぎなかった！」のでした。

　爪木崎に到着後は、二日酔いのため食事が喉を通らない方がいらっしゃったので、フリータイムとしました。
私は、まがんださんと同じ店で、「さざえ丼」を食べたんですが、歯応えがコリコリして食感を楽しめる美味しい食べ物でした。
ここでは、特に観光はしなかったんですが、植物好きのカリブさんは、植物観賞を楽しまれたようです。

　この後は、渋滞のため予定を変更し、ループ橋を登り、修善寺経由で戻るコースに変更しましたが、これが迷子を誘う「それは、はじまりにすぎなかった！」序幕でした。
まず、いとぅさが、ループ橋後のドライブインを見過ごして帰らぬ人に。
結果的に無事帰宅されたようで安心しましたが、少しあせりました。
　次に、その後の激しい渋滞と、峠を楽しもうとする私を始めとする極悪グループの激走のせいでグループな細分化されてしまいました。
ここで、何と当クラブで一番の紳士である、プレアデスさんまでもが極悪走りを！
　でも、その走りはあくまで気品に満ち、アダルティーな走りでした。
うっぷん晴らしも出来なくなり、あまりの渋滞ですり抜けも出来ずに窮地に追い込まれていると、聞こえてくるVANCEの響き！
　そうです、暴れんぼうのTAMA君が対向車線を走って追い付いて来たのです。
　ここで実に画期的な状況に気付きました。
なんと、センターラインが白の「追い越し可」線だったんです。
これを知った極悪組みは、さらなる爆走を続けるのでした。

　その後、これまた編隊を整えようと停車した場所で、TAMA君のHPで言うところの、今回の真打が登場しました。
それは、さりげなく置かれてあった、エ○本の一枚。
置かれてあったのも凄いけど、またしてもナイスな真打が登場するうちのツーリングも凄い！
純一さん、良く見付けてくれました！
ネタ振り最高です。（写真が見たい方は、TAMAさんのページへGo!!）

　編隊が整った後は、私の提案のドライブインで休憩しようと思うも、頭の中の地図と、実際の地理が伴わず、そんなドライブインは存在しませんでした。まただよ〜！本当に自分って、良くこんなんでWith"F"代表勤まってんな〜？
クラブ員の皆さん、ご免ね、こんなん代表者で！
結局、全然違う所のコンビニで最後の休憩に。
ここで、時間も押していたことから、解散とあいなりました。
その後は、東海グループと、沼津ICからの高速爆走グループと、箱根かっ飛び1名って、俺、俺、と、置き去りにしてしまった火魔神さんに別れましたが、皆無事帰宅されたようで、結果オーライです！

　回を重ねる度に、良い思い出と、楽しさ、いい奴らが増えて行きます。
今後も、皆さんの協力により、With"F"がより良い思いで作りの場となれば幸いです。
そこには、誰もが期待できるCBR1000Fワールドが存在出来るよう頑張りましょう！