はじめに
とある事情がありまして2台1000Fを乗り継ぐことになりました。
2型3型はほとんどカウル形状以外は同じですが、微妙に異なる所もあります。また国内ならではの装備もあります。そこらへんを比較とまでは行きませんが感想を少し書いてみたいと思います。
良い点
- 優れたウインドプロテクションをもつフルカフルのおかげで、長距離のツーリングでも疲れが少ないです。
- サスペンションがとても良く出来ていて、高速走行時の安定性は抜群です。
また一般道でも良い乗りごごちです。
- 強烈な存在感、質感の高さがオーナーの心を満たしてくれます。
- 3型D−CBSはよく止まるブレーキです。手足どちらでも制動が得られるので、結構いいかげんに制動してもそれなりの効果が得られて、超距離ツーリングの時は重宝します。
- タンデムツーリング時の同乗者の乗りごごちがいい事また、ハンドリングには影響しないこと。(低速時は除く)
- 流石に最近のスーパースポーツ並みとはいかないけれど、峠では楽しめます。
- 荷物の積載性がとても良いですシート形状がとても良く、荷物掛けフックなどがついていて細かいところまで配慮がしてある。
- 立ちゴケ用にカウルをガードするプロテクションがさりげなくついていること。
- 整備性がフルカウルの割には案外いい事。
悪い点
- やっぱり取り回しが重いです平地は良いですが少しでも坂になっていると。。。
- 2型はブレーキの性能が今一良くありません。予測でカバー
- 50キロ以下の走行がきつい。ある意味長所なんですが、40キロ以下だと風をほとんど受けないので走っている気がしない。
乗り比べてみて
- 3型は切れ込みがかなり強いその為か軽快に感じる。2型は最初の曲がりかたは鈍いけどコーナリングはこちらの方が安定している気がします。前輪軸重違いがもろに出ます。
- ブレーキは3型はよく止まります。2型は今一つ。
- 2型の方が防風効果が強い感じがします。
- フルパワーと国内は高速域での伸びがまったく違います。かといって下の方のトルクはフルパワー以下。あのエンジンの味付けにはかなりの不満が残るとおもいます。せめて町中3速固定で走れるくらいのトルクは欲しいのだけど。
その他
- 2型後期の方がメータ回りが良く出来ています。(メータ下の空気の抜け道とか)
- 3型は見た感じ質感は良いけど細かい所に手が入っていなく残念。
- 国内のシートはアンコ抜きがしてあって日本人向けにしてあります。ただシートが薄いので結構水が浸入してきます。
- 水温計、燃料計が2型、3型は逆についている。